薬剤によるマラリアの予防 2
例え一国がマラリア制圧作戦に成功したとしても、隣りの国、特に国境を接している国々がマラリア流行を制圧しなければ、その効果は一時的なものになる恐れがあります。
このことは、遊牧民、密輸人、その他の不法入出国者などが多いということからも理解できます。
そのような周囲の情況のもとで、マラリア制圧に成功した国は、成功後も大きな予算をマラリアのために注入して行かなければ、もとのもくあみとなる可能性が大きいでしょう。
一方、現在でもマラリア流行のある国々の多くは、国の経済力が強くないため、マラリア対策の能力が必ずしも効果的でなく、多くの国からの報告は実情より少ないと考えてよいでしょう。
従って、ここで示すマラリアの情報も将来少しずつ変化する可能性があります。
さらに日本からマラリアのある土地に行く人は、マラリア地方に生れ育った人と違ってこの病気に対して免疫がないので土着の人よりマラリァにかかりやすく、また症状も重いものです。
また近頃先進国から外国へ行く旅行者の中でマラリアによる死亡者が毎年報じられています。